転職活動するにあたって、注意しなければならないことを述べます。
準備する書類
【履歴書】
手書きも稀に求められますが、ワードで作成しデータで保持しましょう。その際、証明写真ですが、パレットプラザ等写真やさんでデータでも頂けるところで写真撮影をします。その画像を履歴書写真貼付欄に挿入すれば問題ありません。
書式は、転職紹介会社のサイトに登録し履歴事項を入力した後、ワード等でアウトプットできるサービスもありますので、それを加工して使います。
記載内容は、学歴、職歴、賞罰等です。学歴は、高校から書きます。職歴は、あくまで会社の入社退社だけで部署は要りません。
【職務経歴書】
ワードで作成しどんなに長くてもA43枚にまとめる。職務経歴の要約をはじめに記載します。次に在籍した会社の資本金等規模や業種、在籍期間を必ず記載します。職務内容の概要と実績を書きます。最後に、自己PRも書いてください。
転職先の決め方
【業界の選定】
2年後、今より市場規模が拡大すると望める業界。
【会社の選定】
業界内でシェアであったりオリジナルな商品や特許を持っている会社。サービスに力を入れている、すなわち顧客を大切に考えている会社。できれば、経営理念に共感でき、経営理念に基づき確実に経営されていると感じる会社。
【職種】
若手であれば、時間を気にせず没頭できそうな仕事。キャリアであれば、過去の経験を活かし新しい領域に踏み込めそうな仕事であればいいでしょう。過去のストックだけに固執すると時代の変化に対応した価値を創造できないので、経営者層から嫌がられるでしょう。
面接時の対応について
【自己紹介】
職歴から聞かれるのがほとんどです。簡潔に5分以内に話せるように準備しておきましょう。頑張りすぎて長くなるとマイナスです。墓穴を掘ることになる場合もあります。しかしながら、応募の段階で真剣に採用を考えている企業は、ポイントを押さえておりますので、審査フィルターが早いです。更に、面接依頼につながった場合職務経歴書も読み込んでおりますので、面接のときには自己紹介を省略して質問から入ることが多いです。そういう企業の場合、内定取得率が高いです。
逆に、自己紹介からはじめるところは、履歴書の会社名や部署、在籍期間で取り敢えず書類審査を通し、会って話を聞いてから決める会社に多いです。内定取得率は低くなります。多数の中の一人として面接を受けていますので、あなただから面接をしたいという訳ではないからです。
職務内容の確認がありましたら正直に力まずに回答してください。自身たっぷりに言ったりおどおどせず淡々と話すように心がけてください。
意気が合いそうだからといって、馴れ馴れしくなってもいけません。今は少ない圧迫面接でも怒ったりせず淡々と話してください。
【退職理由】
基本的には、待遇であったり職場の人間関係が原因で退職されるのですが、在籍しているまたはしていた会社ではできないことが受ける会社ではできるということをアピールしてください。それと、自分の経験が受ける会社にはないもので役に立つ部分も調べておくことが大切です。
【待遇面】
聞かれたら答えるというスタンスでお願いします。あまりこの部分を主張すると悪い印象を与える可能性があるからです。日本人には、お金の部分とか休日の部分を強く確認すると奥ゆかしさがないと思われるのでしょう。謙虚さがないとかビジネスなので確認するのは当たり前ですが文化の問題です。内定書が出てから具体的に確認するのがいいでしょう。
【入社後やりたいこと】
募集要項や応募必須要件に照らし合わせ、受ける会社の批判にならないよう回答しましょう。
【面接日時の変更や時間遅延】
一度面接日が決まったにも関わらず、日時の変更があった場合、前倒しなら未だしも後倒しなら軽視されておりますので上手くいかないと思います。面接時間になっても何の連絡もなく遅刻して始まる面接も同様です。そういう会社は仮に入社しても上手くいきません。それでも、面接時には平常心で望んでください。
【家庭や結婚について】
正直に現状をお話しして差し支えないです。この部分をきちんと受け入れて下さる会社の方がうまくいきます。その年でどうして結婚していないんだと聞かれる会社もありますが、そういう会社は行かないほうがいいです。経営者層が偏見で見ているからです。これから日本は、ダイバーシティの時代を年齢層に関係なく受け入れて、多様な価値観、文化の違いにどう対処していくか考えなければならない時代だからです。
【その他】
他に質問事項はございませんかと聞かれたら、離職率や募集背景、平均残業時間は質問しないほうがいいでしょう。転職エージェントに聞くのがいいです。会社の商品や今後やろうとしていることを聞くのがいいです。
【おススメ転職エージェント】
パソナキャリア
とにかく、担当者が親身になって考えてくださいます。どの点がというと、決まるまで紹介してくれます。離職してから一年が経っていても、本来価値がなくなってきているにも関わらず諦めずに紹介してくれるのです。他社では、三か月も経過すると望みがなくなるのか紹介がなくなります。
doda
他社では載っていないような求人があり、その意味で価値があります。しかし、担当者の親切さではパソナキャリアです。dodaはどちらかというと、若手の35歳くらいまでの求職者に強いのではと思います。実際に担当者からは50歳近い40代や50代以上は少ないと言われました。企業担当者と求職者の担当との連携も上手くいかないケースもあります。
健闘を祈ります。