台風24号の被害と対応

 

台風の状況

 

 10月1日午前1時、台風24号の風の威力は衰えず近所のアパートの塀に損害が発生している。ここは、東京都豊島区。これから関東を通過し東北、北海道に北上することから、損害は全国的に甚大になるだろう。

 台風の規模を表すヘクトパスカルは数値が小さいほど威力がある。風速40メートル/秒は相当威力がある。屋根や塀に損害を与えるのには十分だ。

 風圧で建物を歪めさせられたときに、隙間から雨が入り屋内が水浸しになったりする。老朽化が進んでいる建物にはよく起こることだ。あとは、排水口にゴミが詰まっているところに今回のような台風がくると、ベランダとか天井から雨漏りが発生する。

 

f:id:ogoesamurai:20181001021247p:plain

 出典:気象庁

  午前2時38分現在、風は大分収まったようだ。今朝は、電気系統に故障が無ければ始発は通常通り運行されるだろう。他に大きな被害がないといいのだが。

対処法とは

 

 持ちビルやアパートを経営している方は、朝点検してみた方がいいでしょう。被害があれば、直ちに保険代理店に連絡して見てもらいましょう。或いは、被害部分の写真と修繕の見積書を取り付けてくださいと言われるかもしれない。門、塀も保険の対象とした契約にしているはずなので、損害があれば相談してみた方がいい。

 

 保険契約が適切であれば、風災であれば30万円超の損害は保険金が支払われる。

 

 雨漏りで店子さんに被害が出た場合、店子の住宅総合保険の家財で担保される。大家さんの賠償責任は、基本的にはないだろう。自然災害に起因して起きた事故だからだ。但し、通常の雨で雨漏りがある場合は、責任が発生する可能性が高い。

 

損害保険会社の対応

 

 損害サービス部と鑑定人が協力して事故の調査と対応をするが、自然災害に合わせた人員ではないので、保険金が支払われるまで最長2ヶ月は覚悟しなければならない。このときに、保険契約の不備が発見されることが多い。満額支払われなかったり、風災が保険対象になっていないことがかなりある。ローンを組む時に、保険をよく知らない人が保険契約をしているからだ。この場合、いくら責めても保険会社から望むような保険金は支払われない。

 残念だが諦めるしかない。いい機会だと思って保険会社に適切な保険契約に変えたいとお願いするのがいい。保険料は上がると思うが。

 

大家さんの対応

 

 一度雨漏りすると修繕してもまた再発する可能性が高い。どうしても水の通り道ができてしまうからだ。こうなると、信用問題、強いては店子が入らなくなり空室率が上がるので、タイミングを見て建て直すのがいい。一棟しかないのであれば、建て直すより売却も選択肢だろう。立退き料とかかかるので交渉が面倒だ。あるいは、定期借家契約を締結して立ち退いていただくかの何れかの方法で出て行ってもらうしかない。時間と労力がかかる。