SNSサービス「google+」終了が意味すること

 グーグルプラスが 2019年8月で終了というニュースが流れ、グーグルはSNSを制覇することはできなかったのだと思った。ほとんど使っている人を見かけたことはなかったし、世界的にも普及しなかった。

 このブログのシェアボタンあるいは送るボタンの作成をしている時、グーグルプラスをデフォルトでボタン化してあるのに気づいたが、削除してLINEのボタンに変更してアップしたばかりだ。使用する人がいないのに設定するのは無駄だからだ。

 

 

 

《グーグルプラスについて》

2011年6月、プロジェクトに1年間を費やした末にサービスが開始された。Googleでは新サービスの船出を記念して、プロジェクトに携わった数百人の従業員に水兵帽を配った 。

検索エンジンを運営する企業としてスタートしたGoogleは、インターネット上で多くのサービスを提供していたが、ソーシャル・ネットワーキング・サービスであるFacebookや、マイクロブログであるTwitterの台頭に対し、対抗サービスとして公開されたGoogle Buzzや、 Google Waveは普及が進まなかった。

そこで、2011年6月28日に新プロジェクトとして、Google+を公開した。サービス開始当初は試験運用のため招待制であったが、開始三週間でユニークユーザーが2000万人に達した。同年9月からは全ての人が利用可能となった。

ブラウザからの利用のほか、AndroidやiOS用のアプリも公開されている。

独自の機能としては、FacebookやTwitterに比べて情報の共有範囲を柔軟に設定できる「サークル」や「コレクション」機能がある。

2011年11月には、Google+の企業向けページ機能としてGoogle+ページが、2012年12月6日には、Google+上で同じ趣味や関心を持つ人たちが集まって交流する場としてGoogle+コミュニティが公開された。

2018年10月8日。米グーグル社は利用者の個人情報が漏洩した事を認めてGoogle+の個人向けサービスを終了すると発表した。同社は個人情報漏洩の情報を半年前に判っていたにも関わらず、隠蔽していたという情報もある。なお、企業向けGoogle+はこの影響を受けておらず、社内コミュニケーションツールとして活用されていることもあり、提供を続ける。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

グーグルプラスはなぜ普及しなかったのか

 参入当初からfacebookでできることをやっていたので、わざわざグーグルプラスに行こうとは思わないだろう。ここで大事なのは、世界的にSNSを使わなくなることは考えにくく、どれかを必ず使うことになるだろうということだ。相互相乗り的な使い方がfacebookやtwitterでできるが、LINEのソフトでfacebook messengerとやり取りはできない。同じソフト同士でしかやり取りできない以上シェアの持つ意味がとても重要だ。

 

 マーク・ザッカーバーグCEOの戦略は至ってシンプルだ。シェアが高く有望なものは、敵になる前に買収して味方につける。今後は世界的シェアの高い企業のソフトだけが残り利用されていくことになるだろう。

 

 

《世界のSNS利用者数》

 日本では人気がないFacebookが世界一であり、Facebookグループが約60億人の利用者がいて世界を席巻している。Facebookグループとは、Facebook、WhatsApp、facebook messenger、Instagramをいう。facebookの関係会社である。日本で人気のあるLINEは世界で見ると約2億人の利用者数である。

 これからも分かるように、グーグルプラスに勝ち目がなく撤退を決めたのは賢明だと思う。WhatsAppとfacebook messengerは近い将来統合されるだろうから、上位五社だけが残るのではないだろうか。

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出典:Statista 

 

アプリを開いた時の特徴

ここに会社のマーケティングと戦略を垣間見ることができる。

 

facebook

 

一番左 ニュースフィード

 

次   友達リクエスト

 

※ともだちの近況や自身の情報発信、広告がクロスオーバーする場所に重点を置いている。

 

WhatsApp

一番左 カメラ

次   チャット

※画像送信に重点を置かれていると思う。セキュリティは最も高いアプリだ。シンプルで初めて使う人にも分かりやすい。連絡先に登録されていて尚且つアプリがインストールしてある者同士しか使えない。LINEのように連絡先にあるデータを全て吸い上げてともだち登録することはない。唯一欠点は、電池の消耗が高くなることだ。

 

facebook messenger

一番左 メッセージ

次   オンラインの人

※メッセージを送ることに重点を置いている。

 

LINE

一番左 ともだち

次   メッセージ

※韓国人が日本人のために作ったアプリであるが、韓国ではカカオトークが圧倒的である。自国のサービスで今後も経営が成り立つなら問題がないが、そうでなければ利用者に変更を求めることになるだろう。

※ともだちを増やすことに重点が置かれている。全体的には、ポータルサイト型のSNSアプリを目指しているのだろうが、グーグルプラスのようにならないことを祈る。

 

www.statista.com